今回はエンベロープについて書いていきたいと思います。
Talibには関数が用意されていなかったので自分で作っていきたいと思います。
移動平均線を求めることができればすぐに求められます!
エンベロープとは?
移動平均線から一定の割合乖離した線のことで、どのくらい移動平均線から離れているのかをみるために使われる指標です。
例えば上の線に触れたら売りのサイン、下のラインに触れた買いのサインとなります。
似ているものにボリンジャーバンドがありますが、標準偏差を使って求めるものに対してエンベロープは移動平均線に一定の割合をかけて求めるのになるので、移動平均線に対して平行に現れます。
エンベロープを表示してみよう
では早速サンプルコードをみてみましょう。
import pandas as pd
import pandas_datareader.data as pdr
import matplotlib.dates as mdates
import matplotlib.pyplot as plt
import mpl_finance
from datetime import datetime
google = pdr.DataReader('GOOGL', 'yahoo', '2015/1/1', '2016/1/1')
g=pd.DataFrame(google,columns=['Open','High','Low','Close'],index=google.index)
g.index = mdates.date2num(g.index)
data = g.reset_index().values
g25=google["Close"].fillna(method='ffill').rolling(window=25,center=False).mean()
upperband=g25*1.05
lowerband=g25*0.95
fig = plt.figure(figsize=(12, 8))
ax = fig.add_subplot(1, 1, 1)
ax.plot(upperband,label='upperband',color='g')
ax.plot(lowerband,label='lowerband',color='g')
ax.plot(g25,label='twenty-five average')
ax.legend(loc='best')
mpl_finance.candlestick_ohlc(ax,data,width=0.5, alpha=0.5, colorup='r', colordown='b')
plt.show()
今回は上下5パーセントの割合で表示してみました。
実行結果がこちらです。
こんな感じになりました。
どうなんでしょうかな。
ではまた。
一応ボリンジャーの記事も貼っときます。

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